ノーマリストな生活

東京で普遍的なライフスタイルを求めるノーマリストのブログです。

普通の服装のための3つのルール

ノーマリストのyogiです。

今回は普通の服装についてです。

 

ファッションなんて何でもいいし、興味は無いけど、周りからダサいとは思われたくない。

お金かけたくないからUNIQLO無印良品で十分。

とりあえず白と黒とネイビーで揃えればいいんでしょ。

 

と、思いつつも毎年、なんか自分が持っている服はヘタってるし時代遅れな気がして、毎シーズン服に悩まされながら散財している人多いと思います。

 

安い服を毎年一式毎年更新するよりも、ちょっと良いものをルールに従って揃えれば、もう服に悩まなくても良いし、お金もかかりません。

そのためにたった3つのルールを守ってみてはいかがでしょうか。

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◾️普通の服装の3つのルール

・専門の店の定番商品を買う(服は服屋。靴は靴屋。鞄は鞄屋)

・用途を合わせる(スポーツ系なのか、ミリタリーなのか、アウトドアなのか)

・国を合わせる(アメリカ、日本、イタリア、イギリスなど)

1個目だけでも良いのですが、2、3個目まで考えると、数学の問題を解くように、服をロジカルに着ることができるので、理系男子にはオススメです。

それぞれ細かく説明していきますね。

 

◾️専門の店の定番商品を買う

これが一番重要です。これだけ守ればあとは味付けぐらいのもんです。

靴を買う時、靴が起源のブランドで買った方が他のこだわりの詰め込まれた靴が買えます。

靴屋さん以外の店だと、トータルコーディネートの一部としての販売だったりして、靴のことだけ考えている靴屋さんほど情熱を詰め込むのは難しいと思います。靴屋さん以外だとそのシーズンのコーディネートに合わせている物が多く、デザインが古くなるのも早いです。それに気に入ったとしても来年は作られないことが多いので、また靴に悩まなくてはいけません。

ブランドによっては自分の所でゼロから作るのえではなく、靴屋さんにOEMで依頼をしていることもあると思います。それでは全てのこだわりを詰め込むのも難しいし、関わっている人が多い分、靴屋さんで買うよりも割高になってしまいます。なので、同じ値段の物なら靴屋さんで買った方が、質が良い物が買えるはずです。

 

そしてその店で定番の商品を買いましょう。そのブランドを有名にしたものなので、それだけ普遍的で、身につければ分かる洗練されたデザインがあるはずです。

ブランドも会社を大きくしたり、既に持っている人に2個目を買ってもらったりするために様々な商品展開をします。中にはすごく自分好みの商品もあるかと思いますが、それでは靴屋さん以外で買った場合とあまり変わらなくなってしまうので、最初はぐっとこらえて一番の定番商品を適正サイズで買いましょう。

 

専門店の定番商品は例えばジーパンといえばLevisの501、スニーカーと言えばNIKEエアフォースワン、鞄と言えばGREGORYのデイパック、時計と言えばROLEXのデイトナ、、、といった感じです。

みなさん写真無くても商品が思い浮かびますよね。

 

それを持つとその商品の定番となった理由が分かり、他の質の低い商品を見たときに、何も思わなくなるので、世の中の誘惑が一気に減ります。

 

◾️用途を合わせる

上半身はスーツで下はジャージだとカッコつかないですよね。これは極端ですが、ミリタリーアイテムとスポーツアイテム混ぜてる人とかよく見ます。時代も変化しているし、ジーパンを畑仕事の時だけではなく、ビジネスシーンではいても違和感無くなってきているので良いのですが、物の起源を知っておくと、相手に間違った印象を与えなくて済むし、ファッションの失敗が少なくなるので良いと思います。

 

私服は他人がとやかく言うことでは無いですが、ビジネスシーンでスーツにデッキシューズ、スーツにローファーとか、スーツにリュックみたいに本来の用途とは違うものを合わせていると違和感を感じます。

今の時代は一般的になっていて本人もそんな意図は一切無いと思いますが、トレンチコートとかチノパンのようなミリタリーが起源のものを身につけている人が営業に来ると、私は何となくプライド高そうな印象を受けて、購買意欲が下がります。

 

◾️国を合わせる

国によって気候や文化も違うので、当然服も形が違います。

スーツもイギリスのようにカッチリしたもの、イタリアのように肩パッドが無いもの、アメリカのように胴がストンとしたものなど、国によって服を作る際に良いとされているシルエットが違います。

 

なのでカジュアルな服を選ぶ際も国を意識しておくと、シルエットのバランスが取りやすいです。

例えば海に行く服装を決める時、世界中から探すのではなく海のある国や地域から特定して、カッコよくキメるのであればイタリアのシチリア風にしてみたり、仲間とワイワイ楽しむのであればアメリカの西海岸を参考にすることで、自分の求めるものまで最短で進むことができます。

 

◾️誰でもお金をお金をかけずにオシャレになる服

で、結局何買えばいいかということですが、私服ならアメリカ、スーツならイギリス(厳密にはアメリカのフィルターを通して見たイギリスですが)が間違いないです。

なぜなら戦後日本人がずっと憧れてきたものなので、年上の人にも理解のある服装なので浮かないし、何歳になっても着られます。半世紀以上続いているので、もはや流行り廃りも無いです。

 

僕はは人は見た目が9割だと私は思っています。話さないと分からないこともたくさんありますが、見た目の第1印象からそこまで大きくキャラが違った人はいません。

中身が重要なのは当たり前ですが、第一印象で誤った情報を発信しないように参考にしていただければ幸いです。

普通の自己紹介

はじめましてyogiです。

東京に住む1985年生まれ34才です。

仕事はB to Cの動画アプリのマーケティングをしています。

 

ミニマリストは興味があるけど、モノが好き。

シンプリストは興味あるけど、派手なデザインも好き。

 

生活も仕事も普通で良いけど、「普通のズボンてどんなのだ?」「飽きの来ない普通のインテリアって何?」と、よく考えたら究極の普通を求めているなと思い、そんな自分を一番表しているのがノーマリストって言葉だなと思い、ブログのタイトルにしました。

 

でもこの普通ってなかなか難しく、ずっと着られると思って買ったアウターが実は流行りのアイテムで、2年後には着られなくなってしまったり、普通だと思ってコーディネートした部屋も数年で色々気になりだして模様替えしてしまったり。。

誰しもそんな経験はあるのではないでしょうか。

ノーマルなものを見つけるのって実は知識と労力が必要なことだと思っています。皆さんがモノを選ぶ時に、数年で飽きてしまい、残念な思いをしないために、私の調べたノーマルがお役に立てればと思っています。 

 

■ノーマルとは

僕の思う普通は半世紀以上変わらないデザインや理です。

こう考え出したきっかけは大学4年生の時。翌年から一人暮らしを始めるので、どんなインテリアにしようか悩んでいた時のことです。

白を基調にした部屋!とか和な部屋!間接照明があるミッドセンチュリーな部屋!とか色々考えたんですがしっくり来ず、調べている中で見つけたのが60VISIONです。

 

 60VISIONを勝手に要約すると

・1960年代にデザインされて、今まで変わらない物。

・それだけ変わらないってことはこれからも変わらないロングライフデザイン。

・1960年代は団地とか狭いスペースの建築物が多かった。それに合わせて物が作られていたので、デザインに意味があり機能的。

ちゃんとした説明はこちらからどうぞ

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http://www.60vision.com/concept/

 

この考えに触れ、今も自分の柱である半世紀続いたモノは普遍的であるという考えにつながっています。そしてすっかりナガオカケンメイさんに影響され、カリモク、サイトーウッド、アデリア、無印良品のあるD&DEPARTMENTを真似した部屋で一人暮らしをスタートしたのでした。

 

■コムデギャルソンとの出会い

それから数年、20代半ばになり裏原っぽい服装が似合わなくなってきた僕は、少し大人っぽいファッションを模索している中で、D&DEPARTMENTでコムデギャルソンが置かれていたことを思い出し、ナガオカケンメイさんが認めた服のブランドということでコムデギャルソンを試着しました。

初めて試着したギャバジンのパンツの衝撃は今でも忘れません。こんなにシンプルなのに立体的で、はきやすいズボンがあるのかと。そこからギャルソンのパンツを数本を一気に買い、毎シーズンのシーズンアイテムを数年間買い続けました。

コムデギャルソンを買い続けて思ったことは、ただ黒くて奇抜なだけのブランドだと思われがちですが、ちょうど2年後の流行をしっかりと商品化するブランドだということです。

買った年は「派手だね」とチヤホヤされ、翌年は徐々に流行り出し「そんな柄の服が欲しかったんだ。いいね」と共感され、3年目は流行りのアイテムをこなれた感じで着られる。モード服なのに3年も着られる非常にコスパの良いブランドです。ここから数年間は「60VISIONのナガオカケンメイが認めた川久保玲が認めたブランド」を求め、DOVER STREET MARKETに通い、クリストファーネメスなど派生ブランドを着ていました。

 

■これから半世紀着られる服とは

コムデギャルソンは最高のモード服なのですが、10年後に子供と公園で遊んだり、親族の集まりに着ていく服装を考えた時に、黒のギャバジンは違うんじゃないかと思い始めていました。

そこで出会ったのが「ナガオカケンメイが認めた川久保玲が認めたJUNYA WATANABEがコラボしているVAN」です。

私は元々ライフワークのように日本の戦後のストリートファッションの歴史を調べているのですが、戦後ストリートファッションの歴史って、一言で言うとアメリカへの憧れかなと思い、日本で60年代から半世紀以上続いているファッションはアイビー(VAN)なのではないかと。

今は「60年代のアイビーリーグの学生が当時来ていた服」+そろそろ半世紀たつ「70年代のヘビーデューティーなアイテム」を身に付けています。

 

長くなってしまったので今回はこの辺で。

今後もノーマルなモノを紹介していきますので、よろしくお願いします。