ノーマリストな生活

東京で普遍的なライフスタイルを求めるノーマリストのブログです。

仕事用のスーツはオーダーで:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

ビジネス万にはほぼ必須の仕事用のスーツのお話です。

 

、、と言いつつ今は私服で出社しているのですが、

前職までの10年間は毎日スーツで出社していました。

 

■スーツ遍歴

最初はAOKIのリクルートスーツ、次に今思うと謎ですが、

「スーツは体型に合わせて着るもの。日本人なら日本のブランドだ!」と

なぜかドメスティックブランドのスーツにしばらくはまり、

N.HOLLYWOOD、ジョンローレンスサリバンを着ていました。

その後はスーツカンパニーに戻り、最終的に落ち着いたのがオーダーです。

 

■ビジネスマンにはオーダースーツ

私はビジネススーツは安いオーダースーツが一番良いと思っています。

私が一時期ドメブラのスーツに行ったように、皆さんも

「スーツは体型に合ったものが一番似合う」という考えはお持ちかと思います。

その点で言うと、オーダースーツはどんな高級ブランドの吊るしのスーツよりも自分の身体に合います。

あとは2プライスショップなど、一般的なスーツ屋さんでの値段の違いは制作時の工数よりも単純に糸の値段である場合が多いです。高い糸の方が光沢感や高級感が出たりするのですが、その反面、糸が細いので物理的に脆く、職場のレイヤーによっては生地のランクも考えた方が良いと思いますが、30代ぐらいまでの現場でバリバリ作業着のような扱いで着るビジネススーツとしてはちょっと頼りないです。

その点、オーダースーツは2プライスショップの吊るしのスーツの生地よりも低いランクの糸が選べるので、安価に抑えることができます。僕は仕事用のスーツの色や柄に強いこだわりは無く、むしろ色々着たいと思っています。なので「ネイビー系が欲しいな」くらいの感覚で記事を見に行き、それが無地でもストライプでもあまり気にせず、選び仕立ててもらいます。

最初は気にしていたのですが、将来的にビスポークで最高のスーツを作る日のために今は選り好みせず、何でも試してみて自分に合うスーツを探しています。

ただ私が1点だけ選ばないのは、ポリエステルの入った生地です。「伸縮性のある生地ですよ」と勧められるやつです。見るからにキラキラ安っぽく光っていて好きではないです。あとせっかくオーダーで身体に合ったものを作ってもらっているので、伸びなくて大丈夫です。

スーツの話から逸れますが、運動用やインナー以外でポリエステル入ってる物は見るからに光り方がかっこ悪く、服の揺れ方もかっこ悪いので着用しません。

以上のことから20代、30代の作業着のようにスーツを着る世代にとっては安いオーダースーツを作ることをお勧めします。

 

■オーダースーツの良さ

吊るししか着たことの無い私が、オーダースーツを作って最初に思ったことは「スーツってこんなに立体的な物だったんだ」ということです。

袖は肩からストンと落ちた筒ではなく、エヴァンゲリオンの腕のように曲線で前方に曲がりながら付いています。背中も大きな布がヒラヒラ付いているのではなく、背中の形に合わせてS字に沿っています。

夏の暑い日の外出でスーツを鞄に入れようとした時に、吊るしのスーツは風呂敷のようにキレイに畳めますが、オーダースーツは立体的なので、畳むのにコツが要ります。

(そもそもスーツを鞄に入れるのはどうなんだとツッコミ入りそうですが、作業着なので。)

 

■オーダースーツの買い方

私はよくグローバルスタイルでスーツを作ります。

https://www.global-style.jp/

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麻布テイラーでも作ったのですが、全体的に太目で立体感が少なく、アメリカっぽい感じでした。グローバルスタイルの方が立体感が際立っているので、「オーダーで作った感」が出て私は好きです。(40代ぐらいで体型が緩くなって、上のレイヤーの生地選ぶようになったら麻布テイラーの方が良いかも)

グローバルスタイルはしょっちゅうセールやってて、2着で50,000円以下で作れます。

なので2プライスショップと同等かそれ以下で作ることができます。

ただ選べる生地はタイミングによると思いますが、たいてい10個くらいしかありません。(何店舗か見ましたが、どこもそんな感じです。)

10個くらいですがグレー系の明暗、ネイビー系の明暗ぐらいは選べるので、毎回適当に選んで作っています。

生地を選ぶ際の注意点ですが、吊るしのスーツは最初からスーツの形になっているので着た時の姿をイメージしやすいのですが、オーダーはただの布を見て、それを着た時の自分を想像しなくてはいけないので、難易度上がります。

私は生地で見た時よりも完成してみると思ったよりも派手だなと思うことが多いです。普通のネイビーだと思ったら、完成して外で着たら鮮やかなブルーだったり、大人しめの千鳥格子かと思ったら、かなり派手なスーツになっていたりw

なのでお店では思っているよりも1段地味なものを選んでおくと、理想に近づきやすいと思います。

あとオーダースーツは生地を選んだ後にも色々と判断を求められます。吊るしは裾直しぐらいですが、オーダーはそもそものスーツの形、ラペルの形、袖の仕上げ、ベントの位置、ポケットの数、ズボンのタック、ボタンの色、裏地の色、、ビスポークならもっと多いと思いますが、パターンオーダーでもかなり色々聞かれます。

自分の中で、アメリカ、イギリス、イタリア、フランスぐらいのシルエットの違いは分かっておき、好きな物が分かっているとオーダーもスムーズだし、完成品もイメージと違わなくて良いかと思います。

 

シャツはFABRIC TOKYOが好きです。

https://fabric-tokyo.com/

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ここは金額も安く、形態安定加工のされたシャツを作ることができます。

毎日のアイロンがけは面倒なので、形態安定のシャツはかなり重宝します。

あとここのシャツは丈が長いので、着ていて出てしまったりはせず安心感があります。

シャツは店舗に行くとサイズを計ってもらえるのですが、私はシャツをかなり細身で着たいので、最初に作った物から袖や胴を数cm単位でいじって楽しんでいました。

 

 

このように遊びながらスーツをいじっていると、スーツを見た時に目に留まる箇所も増えるので、どんどんやりたいことが増えていきます。このように自分で試行錯誤したり、他人のスーツの良い所を学びながら、将来的にビスポークする際に活かしていきたいです。

 

最近はZOZOやGUなどで安価にオーダーできる機会が増えました。これはファッション×ITが進めばさらに増えていくと思います。今はまだ服好き人が試しに作っている程度ですが、もしかしたらオーダーがこれからのノーマルになるのではないでしょうか。