ノーマリストな生活

東京で普遍的なライフスタイルを求めるノーマリストのブログです。

THEのスウェット:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

今回はスウェットについてです。

 

普通のスウェットというと、皆さんは何を思い浮かべますか?

リバースウィーブのchampion、吊り編のループウィラーなどいくつかありますが、今回私は未来の普通になりそうなアイテムを購入しました。

 

THEというブランドのスウェットです。

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THE sweat

THEというブランド、恥ずかしながら最近知ったのですが、すごいいいブランドですね。というかノーマリストをかなり前から実現されていて、商品開発まで行っている。

 

THEは色々な商品の定番を高いクオリティで生み出そうというブランドです。

なので、THE MONSTER SPECというカテゴリがあり、特定の商品の機能を街で使う想定での極限まで高めた商品です。

この「街で使う想定での極限」というバランス感がすごいなと思います。

ウィンドブレーカーやインナー、自転車などのアウトドア用品は極限までスペックを高めようとすると、専門用品には敵わず、中途半端な物になってしまいます。

ただこの「街で」というある種の開き直りとデザイン面での追及によって、THE MONSTER SPECな街着ができあがっています。

 

今回はスウェットについて書いていますが、THE MONSTER SPECのインナーも持っています。このインナーは登山の3層のレイヤリングを1枚にしている商品です。

登山で見れば、バラバラにできないので調整しにくく、かつスペックも中途半端ですが、街で着ることを考えると、実際何層も服を着るのはレイヤー的にもかさばる感じも見た目的にもカッコ悪いので、1枚になっていた方が嬉しいし、通常の1枚のインナーにしてはありえないほど温かいので、真冬の外出も安心です。

なので、街で着る想定での最強の服だと思っています。

 

今回買ったスウェットは、見た目は本当にどこにでもあるようなスウェットです。

ただ質の高い糸で生地が詰まっているのか、若っ干の光沢感があり、オフィスでもカジュアルすぎずに着られます。

リブも広がりにくく作られているようで、長く来てもへたりにくいそうです。また、へたらないくせに、デニムのあたりのように、着ている人の癖が出るようで、その辺も長期間着る楽しみがあります。

 

スウェットの生地が進化したからこそ、リバースウィーブのような仕組みが必要なくなり、編み方にこだわっているからこそ、吊り編み機でなくてもふっくらした生地になる。今までのスウェットを作ってきた人たちの歴史を踏まえ、現代の技術を使い作られた究極の普通なスウェットだと思います。

 

中目黒の1LDK的な世界観からトレンド感を引いて、クオリティを高めた感じかな。

半世紀の歴史を持つ商品への信頼感は非常に高いのですが、現在の技術も踏まえた上での、この先の半世紀を見た時に何を選べばいいのか。ノーマリストとしての自分に新たな視点をもらったこのブランドは、これからも注目しつつ、ちょっとづつ買い足していきたいなと思いました。

ロードバイク:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

今回はロードバイクについてです。

 

私はすごく運動音痴なので小学校3年生くらいまで自転車に乗れませんでした。

小学校で自転車講習があった際もじぶんだけ乗れず、肩身の狭い思いをしたことを覚えています。

その反動か、社会人になってからはかなり乗ってます。

 

◼︎1台目:Giant

最初にちゃんとした自転車を買ったのは、社会人2年目。友達と、その当時住んでた埼玉から兵庫県の甲子園まで自転車行こうとなり、買いました。

その時は約600kmを6日間かけて行くという、今思えばかなり緩い企画です。

今だったらリュック1つで行きますが、当時の自分にとっては壮大な冒険だったので、半年かけて日本一周するくらいの装備で挑んでました。

荷物もそんな感じなので、その時に買った自転車がGiantのGREAT JOURNEYです。

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※Giantのサイトから持ってきました。乗っていたのは濃いグレーで、前の鞄は付いていませんでした。

 

グレートジャーニーって名前が中2ぽくて大好きです。マウンテンバイクとロードバイクの中間くらいです。

この自転車は大阪から帰ってきてすぐに売ったので、3ヶ月くらいしか乗ってません。

 

◼︎2台目:Panasonic

ただ、これを手放した後も毎年春になると自転車に乗りたくなり、我慢し、また乗りたくなりを3年くらい繰り返した後にようやく次のを買いました。

この時に本気で悩んだので、自転車メーカーはまぁまぁ詳しくなりました。

 

・見た目がかっこいい

・やろうと思えば世界一周できるもの

・一生乗れる

 

という条件で探し、上のバーが水平で細身のホリゾンタルフレームが自分はカッコいいと思う事がわかりました。そしてこのホリゾンタルフレームはクロモリという金属で作られる事が多いのですが、このクロモリが都合良く、世界一周に向いている事がわかりました。

自転車の素材はカーボン、アルミ、クロモリの3素材が一般的です。カーボンは軽くてこいだ力がダイレクトに伝わるので、早く進むのですが、転んだり力が加わった時に折れてしまい修復不可になってしまいます。これでは世界一周はできません。

アルミもカーボンの次に軽いのですが、折れてしまった時に溶接できないので、超長期間の旅には向いていません。

そしてクロモリです。この中で1番重いのですが、鉄なので溶接可能です。世界中のどこでも治せます。またこの中で1番柔らかいので、衝撃を吸収してくれて、長時間乗っていても疲れにくいです。これで「クロモリのホリゾンタルフレーム」まで決まりました。

 

フレームは簡単に見つけられるブランドだけでも数十あるので、そこから絞るのは大変です。ただふと他に付いてるパーツを見ると、ブレーキや変速機のメーカーは、中堅ランクの完成車を買うなら日本のシマノ一択です。

ファッションで考えた時に、複数の国のデザインを混ぜることをあまりカッコいいと思わないので、自転車にもその考えを適用し「日本メーカーでクロモリのホリゾンタルフレーム」で探しました。

 

ここまで来ると、最後はわりとアッサリ決まりました。まず日本ぽい名前でも海外に買収されていたり、国内で生産してないメーカーを除く、一生乗るためにデザインが変わらず、会社も潰れなさそうな所。そうやって選び残ったのがPanasonicでした。

 

Panasonicのクロモリ、通称パナモリは90年代にツールドフランスに出ていた時のデザインのままです。またフレームもオーダーメイドなので、自分の身体に完璧に合います。以上の事からパナモリを買い、日本を一周半くらい乗りました。

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◼︎3台目:LOOK

あんだけ選び抜いて一生モノとか言っていたのに3台目です。。

旅の為の自転車という観点では日を跨いでの長距離という意味ではパナモリは最強なのですが、トライアスロンを始めたので、1日で走れる程度の長距離を考えた時に、新しいのが欲しくなってしまいました。

後は婚活中だったので、結婚したら高い自転車が買えなくなるなと思い、焦る気持ちもありました。

 

今回のテーマは

・思いつく中で1番良いのを作る

です。

 

選択肢として出たのは

・以前から見た目が大好きなLOOK

・全部カンパニョーロで揃えるなら、フレームもイタリアがいいのでデローサ

ヒルクライムが好きなので、ただただ軽量な自転車

 

ただ最後は見た目が勝ち、LOOKにしました。LOOKの中でも、エアロロードというちょっと重いけど直線を早く走る事ができる795、軽くてヒルクライムに適した785があります。

自分の使い方を考えると785なのですが、795のエポックメイキングなフレームの見た目に負け、最終的に795の中でもさらに尖ったLOOK795AeroLightにしました。

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フレーム以外にもハンドル、ペダルはもちろんLOOK 純正です。

タイヤ、ホイールはLOOKと同じくフランスのMAVICのカーボンクリンチャー、サドルはセライタリア、ディレイラーは現状電動で1番軽いSRAMのeTapです。

普通に新車買える金額ですw

 

これ買って思ったのが、自転車のスペックなんてほんの味付け程度で乗る人のスペックが9割だなと。

とは言え性能の違いは確かにあり、まっすぐ進んでいる時の安定感が全然違います。ちょっと長めの下り坂で漕がずに60km/h出た時は、性能を思い知りました。(体感的にパナモリだと48kmくらいしか出なさそうな所でした。)

 

あとは今回パーツまで全部選んだので、パーツに詳しくなり、他人が乗ってる自転車のこだわりを見抜くことが出来るようになりました。やっぱりモノは見れば見る程、見方が分かるので楽しいですね。

 

自転車などノーマルなアイテムに徹底的にこだわってみるのも良いのではないでしょうか。

TIMEXのアイアンマン:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

今回は腕時計についてです。

機能的には不要なのに、身に付けている物。ミニマリストなら真っ先に捨てる物でしょう。

それかApple watchのようなウェアラブルバイスにして何かしらを最適化するでしょう。私もスマートウォッチだと、運動用のGPSウォッチを持っています。

 

◾️機械式腕時計

今回はスマートウォッチではない、普通の腕時計の話です。

私は機械式(電池ではなく、振り子で動いている時計)が好きです。デジタルの方が時間は正確だし、安価だし扱いやすいのですが、機械式の時計に憧れてしまいます。

スマートウォッチは数時間で電池切れになり、デジタルウォッチは数年で電池切れになるのに、ゼンマイを回せば半永久的に使える所が好きです。あとバネの巻き具合など、とてもアナログな方法で正確な時間を刻もうとする、発想も好きです。特にトゥールビヨンのような、人間の姿勢や地球の重力を考慮し、正確に時を刻むことに、ものすごい技術を使っている部分、カレンダーや星の動きまでも、あの小さなスペースに沢山の夢が詰まっている姿は、本当に感動します。

 

◾️パテックフィリップのカラトラバ

私の思う、1番普通な腕時計はパテックフィリップのカラトラバです。レザーベルトにシルバーのケース、主張の少ないベゼルとリューズ、立体的な風防、インデックスは数字ではなく棒線、針は細身。この私の思う普通の腕時計を高いレベルで実現しているのがカラトラバです。(カラトラバにも色々あるので、全部が上記デザインではないです)

、、、まぁ持ってないのですが。

200万円くらいするので、ノリで買える物でもないし、似たデザインの機械式を数十万円で買う気にもなれません。なのでこれだけ機械式腕時計を語ってますが、機械式もってません。

 

カラトラバは買えないけど、時計は好きなので、カラトラバを買うまで&スポーツなどの外出時用という、自分への言い訳をして、まずはデジタルウォッチを買うことにしました。

 

◾️最初に好きになった腕時計

最初に浮かんだのはG-SHOCKです。そもそも私が腕時計に興味を持ったきっかけかG-SHOCKです。

三階のトイレから落としても壊れないというベースの機能に加え、水深200mまで潜れるフロッグマンなどのMANシリーズに小学生の頃憧れていました。

そこから徐々に他の時計も見るようになり、電話帳機能が付いたデータバンクや、方角や気圧などアウトドアで必要な情報が見られるプロトレックなども好きでした。

 

◾️普通のデジタルウォッチ

私の思う普通のデジタルウォッチは針ではなく液晶。旅行などの長時間、充電せず付けっぱなしでいたいので、スマートウォッチ以外。G-SHOCKはカッコいいけど細い腕にはゴツすぎるので、もう少し主張の少ないもの。

 

そうこう考えているうちに、G-SHOCKのバックライトが好きだったことに気付き、だったら最初にバックライトを取り入れたブランドということで出てきたのがTIMEXでした。

私はずっとG-SHOCKが最初にバックライトを導入したと思っていたのですが、TIMEXの方が早かったようです。

 

◾️TIMEXのアイアンマン

私が持っているのはこれです。

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アイアンマンの86年のデザインの復刻です。条件を全て満たし、さらにトライアスロンをやっている自分にとって、思い入れもあるアイアンマンのロゴ入り。

見た瞬間にこれだと思いました。

 

時計だけ見るとゴツゴツしてて派手なのですが、サイズ感が小さく、色も地味なので、わりと服を選ばずに着用できます。

これもお気に入りなので、カラトラバを買っても、出番はありそうです。

コムデギャルソンのWONDERWOOD:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

今回は自分の匂いについてです。

以前「フランス人は10着しか服を持たない」を読んだ時に、フランス人は自分の匂いを持っているということ知りました。

 

プルースト効果でも分かる通り、匂いは5感の中で一番記憶に残る感覚です。

皆さんも街ですれ違った人が、昔の彼女と同じ香水を付けていた時にふとその人のことを思い出すことは無いでしょうか。

私も「この匂いはyogiだ」と思ってもらえるように、自分のブランディングの意味も込めて毎日香水を付けています。

 

■自分の匂いとは

自分のノーマルとする匂いを求めて探している中で、そもそも安定して購入できないものであったり、期間限定の香りは永続的ではないのでNG。

永続的な物を探していたのですが、最古の薬局サンタ・マリア・ノヴェッラはちょっと女性っぽくて自分らしくない。ペンハリガンのブレナムブーケはこれだ!と思い、しばらく付けていたのですが、持続時間が短く自分の匂いとしてアピールできない。マルジェラの名前は憶えていないのですが「無臭」みたいな名前のさわやかな香水は、画期的で匂いも好きなのですが、アピールが弱く、かつ人気過ぎて安定的に付けることができない。

 

■自分が好きなのはウッド系

と、色々試しながら自分の好きな香水の成分を突き詰めていくと、自分はウッド系が好きなのだということが分かりました。そしてウッド系に絞って永続的に続きそうなブランドで見て、一番自分に合っていると思ったのがコムデギャルソンのWONDERWOODです。

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WONDERWOODは名前の通りウッド系です。匂いもコムデギャルソンぽいせいか、慣れ浸しんだ匂いという感じですっと入ってきます。コムデギャルソンに行けばどこでも買えるし、ギャルソンの香水は過去の物も販売され続けているので、多分無くなることは無いです。

ただ1つ最大の難点がみんな知ってる匂いというところ。多分これ見ている人も「散々語ってWONDERWOODかよ」と思っているでしょう。僕もたまに街ですれ違うので、UNIQLOのTシャツ着て、柄が被った時のような気まずさがあります。

 

■自分の匂い

まぁでも1つの物を使い続けるとそれなりに効果があり、会社でも「良い匂い」「匂いでいたことが分かる」と女性社員に好評をいただいています。(男はあまり気付かない)前職の人に会っても「懐かしい匂い」と言ってもらえるので、「自分の匂い」という役割は十分果たせているかと思います。

 

職場で香水を付けることの賛否はあると思うが、営業の方など相手に覚えてもらうことに意味のある職種の方ほど、(香水嫌いの人を不快にさせない範囲で)プルースト効果を仕事に役立ててみてはいかがでしょうか。

仕事用のスーツはオーダーで:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

ビジネス万にはほぼ必須の仕事用のスーツのお話です。

 

、、と言いつつ今は私服で出社しているのですが、

前職までの10年間は毎日スーツで出社していました。

 

■スーツ遍歴

最初はAOKIのリクルートスーツ、次に今思うと謎ですが、

「スーツは体型に合わせて着るもの。日本人なら日本のブランドだ!」と

なぜかドメスティックブランドのスーツにしばらくはまり、

N.HOLLYWOOD、ジョンローレンスサリバンを着ていました。

その後はスーツカンパニーに戻り、最終的に落ち着いたのがオーダーです。

 

■ビジネスマンにはオーダースーツ

私はビジネススーツは安いオーダースーツが一番良いと思っています。

私が一時期ドメブラのスーツに行ったように、皆さんも

「スーツは体型に合ったものが一番似合う」という考えはお持ちかと思います。

その点で言うと、オーダースーツはどんな高級ブランドの吊るしのスーツよりも自分の身体に合います。

あとは2プライスショップなど、一般的なスーツ屋さんでの値段の違いは制作時の工数よりも単純に糸の値段である場合が多いです。高い糸の方が光沢感や高級感が出たりするのですが、その反面、糸が細いので物理的に脆く、職場のレイヤーによっては生地のランクも考えた方が良いと思いますが、30代ぐらいまでの現場でバリバリ作業着のような扱いで着るビジネススーツとしてはちょっと頼りないです。

その点、オーダースーツは2プライスショップの吊るしのスーツの生地よりも低いランクの糸が選べるので、安価に抑えることができます。僕は仕事用のスーツの色や柄に強いこだわりは無く、むしろ色々着たいと思っています。なので「ネイビー系が欲しいな」くらいの感覚で記事を見に行き、それが無地でもストライプでもあまり気にせず、選び仕立ててもらいます。

最初は気にしていたのですが、将来的にビスポークで最高のスーツを作る日のために今は選り好みせず、何でも試してみて自分に合うスーツを探しています。

ただ私が1点だけ選ばないのは、ポリエステルの入った生地です。「伸縮性のある生地ですよ」と勧められるやつです。見るからにキラキラ安っぽく光っていて好きではないです。あとせっかくオーダーで身体に合ったものを作ってもらっているので、伸びなくて大丈夫です。

スーツの話から逸れますが、運動用やインナー以外でポリエステル入ってる物は見るからに光り方がかっこ悪く、服の揺れ方もかっこ悪いので着用しません。

以上のことから20代、30代の作業着のようにスーツを着る世代にとっては安いオーダースーツを作ることをお勧めします。

 

■オーダースーツの良さ

吊るししか着たことの無い私が、オーダースーツを作って最初に思ったことは「スーツってこんなに立体的な物だったんだ」ということです。

袖は肩からストンと落ちた筒ではなく、エヴァンゲリオンの腕のように曲線で前方に曲がりながら付いています。背中も大きな布がヒラヒラ付いているのではなく、背中の形に合わせてS字に沿っています。

夏の暑い日の外出でスーツを鞄に入れようとした時に、吊るしのスーツは風呂敷のようにキレイに畳めますが、オーダースーツは立体的なので、畳むのにコツが要ります。

(そもそもスーツを鞄に入れるのはどうなんだとツッコミ入りそうですが、作業着なので。)

 

■オーダースーツの買い方

私はよくグローバルスタイルでスーツを作ります。

https://www.global-style.jp/

(パラメータ付いてない綺麗なリンクです。お金貰ってないのでご安心ください。)

麻布テイラーでも作ったのですが、全体的に太目で立体感が少なく、アメリカっぽい感じでした。グローバルスタイルの方が立体感が際立っているので、「オーダーで作った感」が出て私は好きです。(40代ぐらいで体型が緩くなって、上のレイヤーの生地選ぶようになったら麻布テイラーの方が良いかも)

グローバルスタイルはしょっちゅうセールやってて、2着で50,000円以下で作れます。

なので2プライスショップと同等かそれ以下で作ることができます。

ただ選べる生地はタイミングによると思いますが、たいてい10個くらいしかありません。(何店舗か見ましたが、どこもそんな感じです。)

10個くらいですがグレー系の明暗、ネイビー系の明暗ぐらいは選べるので、毎回適当に選んで作っています。

生地を選ぶ際の注意点ですが、吊るしのスーツは最初からスーツの形になっているので着た時の姿をイメージしやすいのですが、オーダーはただの布を見て、それを着た時の自分を想像しなくてはいけないので、難易度上がります。

私は生地で見た時よりも完成してみると思ったよりも派手だなと思うことが多いです。普通のネイビーだと思ったら、完成して外で着たら鮮やかなブルーだったり、大人しめの千鳥格子かと思ったら、かなり派手なスーツになっていたりw

なのでお店では思っているよりも1段地味なものを選んでおくと、理想に近づきやすいと思います。

あとオーダースーツは生地を選んだ後にも色々と判断を求められます。吊るしは裾直しぐらいですが、オーダーはそもそものスーツの形、ラペルの形、袖の仕上げ、ベントの位置、ポケットの数、ズボンのタック、ボタンの色、裏地の色、、ビスポークならもっと多いと思いますが、パターンオーダーでもかなり色々聞かれます。

自分の中で、アメリカ、イギリス、イタリア、フランスぐらいのシルエットの違いは分かっておき、好きな物が分かっているとオーダーもスムーズだし、完成品もイメージと違わなくて良いかと思います。

 

シャツはFABRIC TOKYOが好きです。

https://fabric-tokyo.com/

(パラメータ付いてない綺麗なリンクです。お金貰ってないのでご安心ください。)

ここは金額も安く、形態安定加工のされたシャツを作ることができます。

毎日のアイロンがけは面倒なので、形態安定のシャツはかなり重宝します。

あとここのシャツは丈が長いので、着ていて出てしまったりはせず安心感があります。

シャツは店舗に行くとサイズを計ってもらえるのですが、私はシャツをかなり細身で着たいので、最初に作った物から袖や胴を数cm単位でいじって楽しんでいました。

 

 

このように遊びながらスーツをいじっていると、スーツを見た時に目に留まる箇所も増えるので、どんどんやりたいことが増えていきます。このように自分で試行錯誤したり、他人のスーツの良い所を学びながら、将来的にビスポークする際に活かしていきたいです。

 

最近はZOZOやGUなどで安価にオーダーできる機会が増えました。これはファッション×ITが進めばさらに増えていくと思います。今はまだ服好き人が試しに作っている程度ですが、もしかしたらオーダーがこれからのノーマルになるのではないでしょうか。

GREGORYのデイパック:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

先日は仕事用の鞄を紹介したので、今回は普段用の鞄です。

皆さんはどんな鞄をお使いですか?そして必ず鞄に入っているものは何ですか?

よく雑誌でも「お洒落な人の鞄の中身」とか特集していますし、「ミニマリストの持ち物」みたいな記事はついつい見てしまいます。

 

持っている鞄の数

私は鞄というアイテムが好きです。幼い頃からポケットがたくさん付いていて、小分けできる鞄を見るとワクワクしていました。その時の名残か、服の数は減らせても鞄はなかなか減らないです。

 

その理由の一つが「持ち物の量に合わせて鞄を選びたいから」鞄なんて、大は小をかねるの代表的なもので、特大の物を1つ持っていれば、物を持ち運ぶという機能で困ることはありません。

 

でもそれだと見映えだったり、鞄自体が重かったりと、便利ではありません。なので持ち物の量に合わせて鞄を選びます。

 

今持っている鞄です。

アディダスのランニング用ウエストポーチ

・メッシュの巾着(財布と携帯くらいしか入らないサイズ)に長い紐の付いたショルダーバッグ

・ノースフェイスのサコッシュ

エルメスクラッチバッグ

ジャイアントの自転車用フレームバッグ

・サロモンのトレイルラン用のバックパック

・GREGORYのデイパック

・GREGORYのミウォック(24リットル)

・イギリスの郵便局員メッセンジャーバッグ

・ノースフェイスのドラムバッグ

 

多分今はこれで全部。スポーツ用が入ってくるので、サイズだけで無く、用途によっても増えてしまっています。

 

1番使っている鞄

これだけあると、平等には使えていません。2019年に入り、一度も出動していない鞄もいます。

逆にこれだけある中でほぼ毎日使っている物もあります。それがGREGORYのデイパックです。

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GREGORYのデイパック

私はこれがノーマリストな鞄だと思っています。まずデイパックという1日分の荷物を運ぶことを考えて作られたサイズ感。大きすぎず小さすぎずちょうどいいです。1つしか無いポケットも、ポケットフェチの私からすると最初は物足りないかなと心配したのですが、使ってみるとちょうどいいです。この三角形ぽいフォルムも好きになるか心配だったのですが、物を入れて長く使うとちょうど良く馴染みます。

 

上でかなり心配しながら買っている通り、私は最初はこの鞄に魅力を感じないで買っています。それはノーマリストとして論理的に究極の鞄はこれだと思い、他に選択肢が無かったからです。

究極の万能な鞄を考えた時に、A4サイズが入る20リットル前後で、1日移動しても疲れにくい物を探しました。そうすると両肩に力を分散できるリュック形式のデイパックサイズになります。リュック自体の起源はかなーり古く、直近100年で見ても軍用や登山用と歴史も古く複雑で、起源から特定の1個を見つけることは困難だとおもいました。

ただ当時は木の枠に袋をくくりつけていたようですが、今のような形になったのは、割と日が浅いことも知りました。そして街でカジュアルに使われだしたのもさらに最近だと知りました。(TAKE IVYではリュックの人はいなかったような。。)

 

そう考えて出てきた商品がGREGORYのデイパックです。そもそもデイパックという私が求めていた鞄の形である点、一体型の鞄がで始めた頃から創業者がリュックの賞を取っており、熱意と技術のあるブランドであること、その創業者が今もなお前線で商品開発を行っているので、商品が面白いことも含めて、自分の感情は関係なくデイパックを購入しました。

 

ケルティじゃないの?

デイパックを考えた時にGREGORYと一緒に出てくるがケルティのデイパックです。こちらの方がブランドの歴史も長く、デイパックも若干先に作っていそうな雰囲気です。(ちゃんとしたことは分かりませんが)

ケルティは現状レトロなデザインという立ち位置にいます。これって一言で言うと、成長を止めちゃっただけなのかなと思います。10年先も同じデザインが買えるかもしれませんが、20年先は消えているかもしれなく、50年先も同じ物を購入できるブランドを考えた時に私はGREGORYを選びました。

 

デイパックの小さなこだわり

最近変わったばかりなのでGREGORYのロゴが複数あることを知っている人も少なく無いと思います。ただ私は1993年〜2015年の間にブランドを知り、ずっと見てきたので、あのロゴしか無いと思っていました。なので初めて1983年〜1993年のロゴを見たときは衝撃でした。「トランスフォーマーのロゴみたいでカッコいい」と思ったのを覚えています。

 

ちょうど私がデイパックを探している時にGREGORYが復刻バッグを作っていて、買ったのが現在の1990年〜1993年の紫タグのGREGORYです。ただ同じ時期にファーストタグのデイパックも出ていました。ブランドを知る上では本来こちらかなと悩みつつ、時代の進化に合わせたGREGORYを選んだので、現在とはほぼ変わらない形の紫タグを選びました。そしてファーストの時代を肌で感じるためにジッパープル(ファスナーに付いた持つ所)をレザーに変えました。

 

誰も気づかないけど、お店には売っていない状態の自分だけのGREGORYがお気に入りです。

 

使ってみて

今使ってみての感想を考えてふと思ったのが、何も感じていなかったということです。自分について究極に普通の鞄だから持てる感想なのかなと思います。私は今後リュック形式の鞄を買う時、(開発をやめてレトロになってしまわない限り)GREGORY以外のブランドは買いません。

今はミウォックとサロモンのトレイルラン用のバッグが弱ってきたので、GREGORYのトレイルラン用を買うか、新たなサイズ帯として35リットルのチョコカモ(あれば)が欲しいなと思っています。

 

皆さんも自分の思う究極の鞄を思い浮かべてから買い物をしてみてはいかがでしょうか。GREGORYではなくていいので、できればそれを聞かせていただけると嬉しいです。

ノーマリストの旅行

ノーマリストのyogiです。

 

今回は旅行についてです。

旅行の真理を捉えているなと思うのがブックオフのCMの歌です。

「遠くへ出かけると身体がしんどい。全く出かけないと心がしんどい。」

まさにその通りだと思います。

 

旅行ってお金かかるので無駄そうだけど、無いと心がしんどいです。

この旅行をより良くできれば、人生の質も上がりそうま気がします。

 

旅行はどうやって決めるか?

旅行を考える時に、まず何を思い浮かべますか?

国内or海外? 買い物目的or観光目的orグルメ目的? 定宿or新しい場所? 温泉は必須? 新幹線or高速バス?、、、などなど皆さん旅行のこだわりポイントはそれぞれあるのではないでしょうか。

 

私の旅行のこだわり

私も自分にとって1番良い旅のカタチ、ノーマリスト旅を追求してきました。

ノーマリスト旅を話す前に、その考えに至った旅行歴を書きます。

 

大学2年生の3月に学校の研修旅行のような形で始めて海外旅行に行きました。

ヨーロッパに2週間くらいです。そこで日本と海外は文化の違いがあることを知り、もっと海外に出なくてはいけないなと思いました。その後はバックパッカーに憧れてインドに3週間くらい行ったり、レゲエをやってる友達とジャマイカに行ったり、10カ国以上行きました。

 

ただこんだけ行くと徐々に感動が薄れて行くもので、海外で私がたどり着ける所なんて、所詮はどこも観光地。観光客慣れした現地の人と話しても面白みが薄れていきました。

だったら国内でもいいから観光地ではない所に行きたいと思い、47都道府県を全て回りました。これは楽しかったのですが、やっぱり目的地が観光地なことに違和感をいだき、改めて旅行を見つめ直しました。

ようやくノーマリスト旅の核心に戻るのですが、私にとって旅行で1番楽しいのは、目的地ではなく、そこにたどり着くまでの過程だということに気づきました。

だったら今後は移動が中心の旅をしよう。そこから私の長距離移動旅が始まります。

 

長距離移動旅

最初は自転車でした。その時住んでいた埼玉県から兵庫県甲子園球場まで550kmを6日かけて行きました。

自転車ならある程度遠くまで行けることが分かったので、次は徒歩だと思い、徒歩で3日間かけて箱根駅伝の往路120km、3日間かけて日光街道160kmなどをやりました。

ここで思ったのが、「歩きだと1日50kmしか移動できない」だったら走ろうと思い、フルマラソン、100kmのウルトラマラソン、一人で39時間で東京湾1周180kmなどをやりました。

ここで自転車とマラソンできるならと、トライアスロンを始めました。日本で1番長い距離の佐渡で行われるアストロマンという大会も完走しました。もはや周回コースなので、はたから見たらスポーツですが、私にとっては移動に重点を置いた旅です。

その中で、自転車日本一周もして、日本2周目終了。徒歩で東京から大阪も歩き、3周目に突入しています。

最初は自転車で大阪まで6日もかかっていたのに、今では2日で行けます。人生最大の冒険が今や週末トレーニングにまで降格しました。もはやドラゴンボールの世界ですね。

 

あなたにとってのノーマリスト旅はとは

私は上記の旅をしている時が1番辛いですが、1番幸せです。

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北海道の無限に続くような直線の道に自分一人

360度広がる青空

トンネルを抜けたら眼下に目的地の街が出現した瞬間

夕立の後の道路の脇の草の緑の鮮やかさ

 

ガイドブックには載っていない最高の景色が私の記憶にはたくさんあります。

 

1日のやらなくちゃいけないことが徒歩のみというのも良いです。「この道を道なりで20kmまっすぐ」みたいな状況の中で歩いているので、地図を見る必要も無く、デジタルデトックスにもなります。

仕事では常にパソコンを見ているので、とてもリフレッシュできます。

 

あなたは旅行の中で何をしている時が1番幸せですか。

旅行に行こうと思った時に、まずガイドブックを開いている方、もしかしたら一番の理想はそこには載っていないかもしれませんよ。一度本屋さんに行く前に、旅行代理店に行く前に、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。