THEのスウェット:ノーマリストの持ち物
ノーマリストのyogiです。
今回はスウェットについてです。
普通のスウェットというと、皆さんは何を思い浮かべますか?
リバースウィーブのchampion、吊り編のループウィラーなどいくつかありますが、今回私は未来の普通になりそうなアイテムを購入しました。
THEというブランドのスウェットです。
THEというブランド、恥ずかしながら最近知ったのですが、すごいいいブランドですね。というかノーマリストをかなり前から実現されていて、商品開発まで行っている。
THEは色々な商品の定番を高いクオリティで生み出そうというブランドです。
なので、THE MONSTER SPECというカテゴリがあり、特定の商品の機能を街で使う想定での極限まで高めた商品です。
この「街で使う想定での極限」というバランス感がすごいなと思います。
ウィンドブレーカーやインナー、自転車などのアウトドア用品は極限までスペックを高めようとすると、専門用品には敵わず、中途半端な物になってしまいます。
ただこの「街で」というある種の開き直りとデザイン面での追及によって、THE MONSTER SPECな街着ができあがっています。
今回はスウェットについて書いていますが、THE MONSTER SPECのインナーも持っています。このインナーは登山の3層のレイヤリングを1枚にしている商品です。
登山で見れば、バラバラにできないので調整しにくく、かつスペックも中途半端ですが、街で着ることを考えると、実際何層も服を着るのはレイヤー的にもかさばる感じも見た目的にもカッコ悪いので、1枚になっていた方が嬉しいし、通常の1枚のインナーにしてはありえないほど温かいので、真冬の外出も安心です。
なので、街で着る想定での最強の服だと思っています。
今回買ったスウェットは、見た目は本当にどこにでもあるようなスウェットです。
ただ質の高い糸で生地が詰まっているのか、若っ干の光沢感があり、オフィスでもカジュアルすぎずに着られます。
リブも広がりにくく作られているようで、長く来てもへたりにくいそうです。また、へたらないくせに、デニムのあたりのように、着ている人の癖が出るようで、その辺も長期間着る楽しみがあります。
スウェットの生地が進化したからこそ、リバースウィーブのような仕組みが必要なくなり、編み方にこだわっているからこそ、吊り編み機でなくてもふっくらした生地になる。今までのスウェットを作ってきた人たちの歴史を踏まえ、現代の技術を使い作られた究極の普通なスウェットだと思います。
中目黒の1LDK的な世界観からトレンド感を引いて、クオリティを高めた感じかな。
半世紀の歴史を持つ商品への信頼感は非常に高いのですが、現在の技術も踏まえた上での、この先の半世紀を見た時に何を選べばいいのか。ノーマリストとしての自分に新たな視点をもらったこのブランドは、これからも注目しつつ、ちょっとづつ買い足していきたいなと思いました。