ノーマリストな生活

東京で普遍的なライフスタイルを求めるノーマリストのブログです。

ノーマリストな物の選び方

ノーマリストのyogiです。

 

今回は物の選び方についてです。

私は沢山の物や、華美な物に興味は無く、自分の大好きな物をできるだけ少なく長く持っていたいと思っています。

 

私は物を多く持つことは、好きではないです。

定量的な悪影響として、物が多いほど家で物を置くスペースが必要です。物を置く分、広い家に住まなくてはならず、家賃などランニングコストが増えます。また掃除や探し物にかかる時間が増えます。

定性的には物が多いと、心の余裕が減るように感じます。ミニマリストのしぶさんが言っててすごく納得したのが「ドラマとかで金持ちの家は物が無いが、貧乏人の家は物で溢れごちゃごちゃしている」ということです。因果関係は分かりませんが、物は少なくした方が、より良く生きられそうな気がします。

 

そのようなことを考えながら買い物をすると、毎回の買い物も吟味して買うようになり、結果的に無駄なお金を使わなくなり、買った物への愛着もわきやすくなります。あと吟味する過程で、そもそも買わないという選択になる事も多々あります。

 

そんな私の買い物の方法を紹介します。

 

■絶対的定番がある場合

それを買います。それが気に入らなければ、買い物を辞めるぐらいの勢いで。

ジーンズならリーバイス、コーラならコカコーラ、蚊取り線香ならキンチョー、、と言ったように絶対的にブランディングされ、みんなが1つの物を思い浮かべる商品。そこには洗練されたデザインと、愛される理由があります。

なのでその一択です。自分が今それを好きで無くても、その物を学ぶ為に私は買います。そして買って後悔することはほぼ無いです。

 

■絶対的定番が無い場合

私がパーカーを買った時の例を元に紹介します。

「パーカーが欲しい」と思った時、絶対的な定番は思いつきません。

では自分の中の普通は何か?頭で想像するだけでも良いですが、私は絵を描いたりもします。すると「自分にとっての普通のパーカーはスウェット生地でグレーでフロントジップでポケットが付いて、細身なんだな」という事が分かります。

 

次にその物を初めて作ったブランドなど、物の起源を調べます。するとパーカーってそもそも民族衣装なのかとか、アメリカでスポーツウェアとして広まったのかなど成り立ちが分かってきます。

 

ある程度作っているブランドの限られている商品(家電など)は全ての主要メーカーの商品を比較しますが、パーカーのような無数に扱っているブランドがある場合、さすがに無理なので、ここからは条件を絞り、できるだけ多くの商品を見ます。

条件①発祥の国の商品を調べる

そこで1番普通のパーカーをアメリカに絞って探してみます。流行ったきっかけはスポルティングだけど、スウェットの作り方で言ったらチャンピオンのリバースウィーブ方が定番ぽいなとか、色んな感想を持ちます。

条件②日本の商品を調べる

あと私は日本人なので、自分の体型に合う可能性が高いのは日本のブランドや日本人デザイナーのブランドだと思っており、一応日本のブランドも調べます。

 

条件③自分のファッションの軸から調べる

最後に自分のファッションの方向性を入れます。私の私服はVANのような半世紀以上続くデザインであり、日本の戦後ストリートファッションに影響を与えている60年代のアイビーリーグを日本から見たファッションが好きです。

 

 これらの条件で色々調べていると、半世紀前に使われていた編み機は、大量生産には向かず、今は違う機械が使われている事が分かってきます。

上記からアイビーリーグぽさを考えた時にリバースウィーブよりも、当時の編み方の方が魅力的であり、ループウィラーはブランドがある限りこの定番商品は続くだろうと思い、次の買い替えも見通してループウィラーにしました。

https://www.instagram.com/p/BwWZtrLjr9l/?igshid=1qjkg0l1meea5

 

 

余談ですが、物が多いことは悪だ!と言っておきながら、元祖パーカーのスポルティングも着てみたく、フイナムの記事出た直後からBEAMSに2ヶ月くらい通って復刻版出た翌日に買っちゃいました。。

もう復刻は作って無いと思いますが、これ読んだら欲しくなります。多分僕が今読んだら古着屋で高いの買ってます。

https://www.houyhnhnm.jp/feature/48323/

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グローブポケットがカッコいいです。ダブルフェイスなので、東京で1マイルなら12月でもアウター無しで出かけられます。