ノーマリストの旅行
ノーマリストのyogiです。
今回は旅行についてです。
旅行の真理を捉えているなと思うのがブックオフのCMの歌です。
「遠くへ出かけると身体がしんどい。全く出かけないと心がしんどい。」
まさにその通りだと思います。
旅行ってお金かかるので無駄そうだけど、無いと心がしんどいです。
この旅行をより良くできれば、人生の質も上がりそうま気がします。
旅行はどうやって決めるか?
旅行を考える時に、まず何を思い浮かべますか?
国内or海外? 買い物目的or観光目的orグルメ目的? 定宿or新しい場所? 温泉は必須? 新幹線or高速バス?、、、などなど皆さん旅行のこだわりポイントはそれぞれあるのではないでしょうか。
私の旅行のこだわり
私も自分にとって1番良い旅のカタチ、ノーマリスト旅を追求してきました。
ノーマリスト旅を話す前に、その考えに至った旅行歴を書きます。
大学2年生の3月に学校の研修旅行のような形で始めて海外旅行に行きました。
ヨーロッパに2週間くらいです。そこで日本と海外は文化の違いがあることを知り、もっと海外に出なくてはいけないなと思いました。その後はバックパッカーに憧れてインドに3週間くらい行ったり、レゲエをやってる友達とジャマイカに行ったり、10カ国以上行きました。
ただこんだけ行くと徐々に感動が薄れて行くもので、海外で私がたどり着ける所なんて、所詮はどこも観光地。観光客慣れした現地の人と話しても面白みが薄れていきました。
だったら国内でもいいから観光地ではない所に行きたいと思い、47都道府県を全て回りました。これは楽しかったのですが、やっぱり目的地が観光地なことに違和感をいだき、改めて旅行を見つめ直しました。
ようやくノーマリスト旅の核心に戻るのですが、私にとって旅行で1番楽しいのは、目的地ではなく、そこにたどり着くまでの過程だということに気づきました。
だったら今後は移動が中心の旅をしよう。そこから私の長距離移動旅が始まります。
長距離移動旅
最初は自転車でした。その時住んでいた埼玉県から兵庫県の甲子園球場まで550kmを6日かけて行きました。
自転車ならある程度遠くまで行けることが分かったので、次は徒歩だと思い、徒歩で3日間かけて箱根駅伝の往路120km、3日間かけて日光街道160kmなどをやりました。
ここで思ったのが、「歩きだと1日50kmしか移動できない」だったら走ろうと思い、フルマラソン、100kmのウルトラマラソン、一人で39時間で東京湾1周180kmなどをやりました。
ここで自転車とマラソンできるならと、トライアスロンを始めました。日本で1番長い距離の佐渡で行われるアストロマンという大会も完走しました。もはや周回コースなので、はたから見たらスポーツですが、私にとっては移動に重点を置いた旅です。
その中で、自転車日本一周もして、日本2周目終了。徒歩で東京から大阪も歩き、3周目に突入しています。
最初は自転車で大阪まで6日もかかっていたのに、今では2日で行けます。人生最大の冒険が今や週末トレーニングにまで降格しました。もはやドラゴンボールの世界ですね。
あなたにとってのノーマリスト旅はとは
私は上記の旅をしている時が1番辛いですが、1番幸せです。
北海道の無限に続くような直線の道に自分一人
360度広がる青空
トンネルを抜けたら眼下に目的地の街が出現した瞬間
夕立の後の道路の脇の草の緑の鮮やかさ
ガイドブックには載っていない最高の景色が私の記憶にはたくさんあります。
1日のやらなくちゃいけないことが徒歩のみというのも良いです。「この道を道なりで20kmまっすぐ」みたいな状況の中で歩いているので、地図を見る必要も無く、デジタルデトックスにもなります。
仕事では常にパソコンを見ているので、とてもリフレッシュできます。
あなたは旅行の中で何をしている時が1番幸せですか。
旅行に行こうと思った時に、まずガイドブックを開いている方、もしかしたら一番の理想はそこには載っていないかもしれませんよ。一度本屋さんに行く前に、旅行代理店に行く前に、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。