ノーマリストな生活

東京で普遍的なライフスタイルを求めるノーマリストのブログです。

Rabのウィンドブレーカー:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

ノーマリストというか登山家やミニマリストの必需品的アイテムのウィンドブレーカー。

 

ウィンドブレーカーって?

薄くて軽いのに、防水だし、ウィンドブレーカーって名前だけあって防風。私は冬でも会社行く時はロンTとマフラーとウィンドブレーカーで過ごしたりしてます。

 

まぁでもこの防水、防風ってコンビニで売ってるレインコートで手に入る機能です。もっと言えばゴミ袋で十分です。

 

そしてウィンドブレーカーって価格の幅がめちゃくちゃ広い商品です。3000円くらいから10万円くらいまであります。

見た目の違いもフードの有無か丈の長さ、色くらい。だったら安い物で十分じゃない?思う人も多いと思います。

 

高いのは何が違うの?

私の思う1番の値段の違いは快適性で、特に湿気をいかに放出できるかによって値段が変わります。

雨の日にビニール袋を被って1キロも走ると雨では濡れなくても、中は身体から出た汗の水滴でびしょびしょですごく不快です。地上なら不快ってだけで我慢すれば良いのですが、山の上など過酷な環境下では身体を濡らす事が命に関わります。なので外からの雨風を防ぎ、中にも湿気を溜めない防水透湿素材である必要があるのです。

この防水透湿素材の有名なブランドがGORETEXです。

 

防水透湿素材とは?

GORETEXでなくても防水透湿素材はあります。ただ安い物だと防水、透湿それぞれの性能が低かったり、つなぎ目から雨が入って来たりします。GORETEXは高い水準で防水透湿を実現し、品質の保証もしてくれるので、GORETEXって書いてあるやつ選べば間違い無いです。でもその分値段も高いです。

GORETEXにも色々なラインが有りますが、防水透湿性能を多少上下させつつ、触り心地がサラサラだったり、運動に最適化させたりしています。

 

私の買ったウィンドブレーカー

私はGORETEXではない物を買いました。

こんだけGORETEXって連発してるからGORETEX買ったと思われてそうですが、私はe-Ventという防水透湿素材を使ったRabというブランドの物を買いました。

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e-Ventは何が良いかと言うと、GORETEX よりも透湿性が高いです。私は暑がりで代謝も良く、長距離移動や軽い運動時も着たかったので、透湿性が高い物を探し、e-VentとRabにたどり着きました。

RabのLatokジャケットは袖の下にもチャックが付いていて、着たままでも中の熱を出しやすいです。またイギリスのブランドなので、本格的なスポーツウェアなのに細身です。あとスポーツ用品でよくあるのが黒が無かったり、黒もちゃんと黒く無かったりするのですが、Rabの黒はちゃんと街で着られる黒です。

あと機能が優れてる分、他よりも高いので街で他の人と被りません。

 

使ってみての感想ですが、本当に蒸れないです。なのに冬でも風を通さず寒くない。ポケット(ハンドウォーマー)も大きくて、通勤時は鞄いらないです。気付いたら冬は週7で着てます。。

 

欲しい方はお急ぎを

Rabのe-Ventですが、実はそろそろGORETEXになってしまいます。。多分もう今ある分だけだと思います。

正規店のCONTOURにはまだe-Ventあるみたいなので、気になる方はお早めに!

https://www.contour-outdoor.com

(型落ちで安くなってるかも。。)

ミニマリストとノーマリストの違い

ノーマリストのyogiです。

 

ノーマリストとミニマリストの違いを聞かれることが多いので記事にしてみました。

 

■定義

ミニマリストの目指す先は「色々削ぎ落してリュック1つで生活」のような姿で、ノーマリストの目指す先は「統計データの平均の人」で、それを達成するために「普遍的な物に囲まれ、健康的な生活」をする人です。

 

かっこつけて言っても普通のことですが。。ただ人にはそれぞれ好きな物があるので、「ほとんど全ての項目が偏差値50だけど、これだけは偏差値70で、全体で偏差値51」みたいなのが、理想的な姿かなと思っています。

 

箱男に学ぶミニマリスト

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https://www.amazon.co.jp/%E7%AE%B1%E7%94%B7-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AE%89%E9%83%A8-%E5%85%AC%E6%88%BF/dp/4101121168

アフィリエイトリンクではないので、買っても私は得をしません。ご自由に。感想だけ聞かせていただけると嬉しいです。)

 

箱男安部公房の本です。

(概要ですが、少しもネタバレしたくない人は読まないでください。)

男が自分が入るのに丁度良いサイズの段ボールを見つけ、それを被り今の生活を捨て、路上生活をするというものです。私が印象に残っているのはこの2点です。

・箱を被ったことで都市の中で匿名性が生まれる。

・持ち物が制限されるので1つで3つくらいの機能を果たさない物は持たない。

 

これって現代に置き換えるとまんまミニマリストだなと思うのです。

・ノームコアなファッションで匿名性が高い。

・極限まで持ち物を減らそうとしている。

 

ミニマリストではなくノーマリスト

私も以前は箱男に憧れ、ミニマリストになりたいと思っていました。

でもウィンドブレーカー1枚で冬を越す姿は、物理的には問題無くても、レザーの重たくて、そんなに温かくは無いけど、自分のお気に入りのライダースは着続けたいなと思っていました。

十徳ナイフは物を最小限にした時は効率的だけど、それぞれの機能は妥協が必要だったりします。私は10個無くてたまに不便でも、その中で特に必要な3つくらいの機能だけを専用のこだわりの物で持っていたいと思いました。

 

そんな風に減らすことに重点を置くのではなく、必要なものを必要な分だけ持つ、物を持つ時は些細な物でも吟味して選ぶ、そんな当たり前のことを普通にしたいなと思い、ミニマリストではなくノーマリストを目指すことにしたのです。

 

比較対象に出していますがミニマリストをネガティブに捉えている訳ではありません。むしろ徹底している方に憧れているぐらいです。目指す方向が似ているようで少し違ったので、比べているだけです。

 

他にもミニマリストに憧れつつ、ストイックすぎて自分には無理だと思っている方、多いと思います。もしかしたらそんな方のライフスタイルの考え方の選択肢にノーマリストが入れば嬉しいです。

ノーマリストの服の数

ノーマリストのyogiです。

 

今回は服の数の話です。

服って何着あっても足りないですよね。

どんなに沢山もっていても週末出かける前に、服の前で思うのは

「着ていく服が無い!」

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(断捨離とか考える前の夏服の一部。小さい古着屋ぐらい服ありました。)

 

多くても着る服が無いなら減らしてしまおうと思っても、

ミニマリストのようにアウターはノースフェイスのウィンドブレーカーだけ、カバンはアークテリクスのアローだけ。みたいな生活は服が好きな僕にとっては味気ない。

 

では東京で暮らしていている普通の人はどのくらい服を持っているのが適正なのか?

今年の年始から服の断捨離ということでかなり減らしたのですが、何かまだしっくり来ず、ネットで良い方法を探している時に見つけたのが下の記事。

manatopi.u-can.co.jp

 

すごーくざっくり言うと「1年間を16点のアイテムだけで過ごす」ということです。(上下合算。下着、靴、鞄含まず。)

これを見て自分は何個服を持っているんだろう?と思い、エクセルに書き出してまとめてみました。

私服で約100点、下着で約40点、スポーツ用で約40点、会社は私服なのですが、スーツ約20点(ネクタイ等も入れて)。これに鞄が約10点、靴が約10点入ります。。。全然断捨離できてない。むしろ普通の人より多いくらいなのでは?

 

何点まで減らせば良いかの目安として上のブログの16点という数値を参考に「春+秋」「夏」「冬」「下着」「スポーツ」「スーツ」のそれぞれのジャンルで16点以内に収めるというルールを決め、服を減らしていきました。

 

今年の夏で言うと下記16点です。

上着

・HanesのBEEFY白×4

・HanesのBEEFY黒×2

・カーハートの黒Tシャツ

STUSSY Tシャツ

・コムデギャルソンのカーディガン(防寒)

 

■パンツ

・Levis501

・Levis501Z

・Levisシルバータブ

・JUNYAWATANABE黒スラックス

・グラミチ短パン

・ノースフェイス短パン

STUSSY短パン(兼海パン)

 

HanesとLevisはこれで会社行っているので、ほぼ仕事着です。

Hanesは着倒して、へたってきたら買い換えます。

ここから下は勝手にQ&Aです。

 

続けられそうか?

まだやり始めて1年経っていないのですが、今の所服が無いとフラストレーションがたまることも無く、過ごせています。

あとは厳選された服達なので、飽きることがありません。

もし自分が20代で同じことをやったらできていなかったと思います。今まで散財しながら色々なジャンルの服を着てきて、自分の方向性が固まってきたからこそ、できることだと思うのです。

 

着回しを考えているか?

一切考えていません。自分の物選びの軸さえ固まっていれば、適当に目の前の上着とズボンを取れば、それでコーディネートできると思っています。

よく雑誌で「このアイテムの1週間着回し」とか女の子のアイテムに多い「〇WAYで着られる」とかって、結局は買う時の罪悪感を軽減させるためだけのものだなと思っています。

 

どうしても欲しい服があったらどうするか?

当然買います。そして今の服を1つ手放します。

ノーマリストなので、物を所有しないことが正義ではありません。

多くのミニマリストのような白・黒・ネイビー以上!みたいなのは思考が停止してしまったり、トレンドを見なくなってしまうので、東京で服を着ていく上で心配です。

物と楽しく付き合うことが大切だと思っているので、来年着ないトレンドのアイテムだとわかっていても買います。定番アイテムだけではなく、トレンドアイテムをある程度循環させながら着ていくことで、自分の感覚を磨きながら、物と付き合った方が、楽しいし、伸びしろもあると僕は思います。

 

こうやって一部制服化したり制限を設けながらも、服を楽しむことが、これからの普通になるのではないでしょうか。

 

PORTERの仕事用鞄:ノーマリストの持ち物

ノーマリストのyogiです。

 

今回は仕事用の鞄です。

私が使っているのは吉田カバンの四角いトートバッグです。

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https://www.yoshidakaban.com/product/100197.html

 

以前は普通に店頭でも買えたのですが、今は「ORDER」となっており、再入荷の連絡を受けて購入する形式になっています。再入荷メール放っておくとすぐ完売になってしまいます。なので欲しい方は、連絡来たらすぐ買った方が良いです。

 

ビジネスバッグに求めること

私が仕事の鞄に求めることは下記です。

・四角い皮の鞄(縦長の方が脇に抱えられるので好き)

・肩にかけることができる

・大きすぎない(A4がちょうど入るくらい)

・飲み物が入るくらいのマチがある 

 

この条件を満たすものって結構少ないです。

外出先などで両手を開けたいので、肩にかけられるトートバッグが好きなのですが、メンズでトートバッグを探すとイタリアっぽい柔らかい皮の3泊くらい旅行に行けそうな大きいサイズの物ばかりです。サイズ的にもテイスト的にも好みではありません。

 

今度は四角い鞄で探すとマチの無い、キャンバスのトートバッグのレザー版みたいなものになってしまいます。PCや書類を入れるには十分なのですが、ちょっとした飲み物や傘などを入れることができません。あとそもそも皮の鞄で角がちゃんとある物って少ないです。たいてい丸くなっています。

 

ジルサンダーやグレンロイヤルでマチのある四角い鞄は見つけたのですが、どちらも理想のサイズより少し大きく中々思った物を見つけられませんでした。

 

多分、海外の男性には無いニーズなんだと思います。。 

海外に無いなら日本のブランド!と思い日本のレザーブランドも一通りみたのですが、みつけられませんでした。だったら次は鞄ブランドだと思い、探している 中で見つけたのが上に記載したPORTERのPORTER SURFACEというラインです。

 

ネットで見つけたのですが、最初はPORTERに皮のイメージが無く、型押しだし値段も皮にしては安かったので、本物を見るまで期待はしていませんでした。ですが本物を見るとサイズ的にも皮の感じも自分が求めていた通りの物で、即決して買いました。

 

後で調べて見ると、吉田カバンは昔はレザーの鞄を作っており、最初に流行ったエレガントバッグは戦後の集合住宅にあったデザインと、私の家具の選定基準とも合っており、自分に合ったブランドだったんだなと改めて実感しました。

 

これからはビジネスの服装もカジュアル化していきます。またペーパーレスが進み、持ち物は減っていくと思います。そうなるとこんな鞄がこれからのノーマルになるのではないでしょうか。

ノーマリストな物の選び方

ノーマリストのyogiです。

 

今回は物の選び方についてです。

私は沢山の物や、華美な物に興味は無く、自分の大好きな物をできるだけ少なく長く持っていたいと思っています。

 

私は物を多く持つことは、好きではないです。

定量的な悪影響として、物が多いほど家で物を置くスペースが必要です。物を置く分、広い家に住まなくてはならず、家賃などランニングコストが増えます。また掃除や探し物にかかる時間が増えます。

定性的には物が多いと、心の余裕が減るように感じます。ミニマリストのしぶさんが言っててすごく納得したのが「ドラマとかで金持ちの家は物が無いが、貧乏人の家は物で溢れごちゃごちゃしている」ということです。因果関係は分かりませんが、物は少なくした方が、より良く生きられそうな気がします。

 

そのようなことを考えながら買い物をすると、毎回の買い物も吟味して買うようになり、結果的に無駄なお金を使わなくなり、買った物への愛着もわきやすくなります。あと吟味する過程で、そもそも買わないという選択になる事も多々あります。

 

そんな私の買い物の方法を紹介します。

 

■絶対的定番がある場合

それを買います。それが気に入らなければ、買い物を辞めるぐらいの勢いで。

ジーンズならリーバイス、コーラならコカコーラ、蚊取り線香ならキンチョー、、と言ったように絶対的にブランディングされ、みんなが1つの物を思い浮かべる商品。そこには洗練されたデザインと、愛される理由があります。

なのでその一択です。自分が今それを好きで無くても、その物を学ぶ為に私は買います。そして買って後悔することはほぼ無いです。

 

■絶対的定番が無い場合

私がパーカーを買った時の例を元に紹介します。

「パーカーが欲しい」と思った時、絶対的な定番は思いつきません。

では自分の中の普通は何か?頭で想像するだけでも良いですが、私は絵を描いたりもします。すると「自分にとっての普通のパーカーはスウェット生地でグレーでフロントジップでポケットが付いて、細身なんだな」という事が分かります。

 

次にその物を初めて作ったブランドなど、物の起源を調べます。するとパーカーってそもそも民族衣装なのかとか、アメリカでスポーツウェアとして広まったのかなど成り立ちが分かってきます。

 

ある程度作っているブランドの限られている商品(家電など)は全ての主要メーカーの商品を比較しますが、パーカーのような無数に扱っているブランドがある場合、さすがに無理なので、ここからは条件を絞り、できるだけ多くの商品を見ます。

条件①発祥の国の商品を調べる

そこで1番普通のパーカーをアメリカに絞って探してみます。流行ったきっかけはスポルティングだけど、スウェットの作り方で言ったらチャンピオンのリバースウィーブ方が定番ぽいなとか、色んな感想を持ちます。

条件②日本の商品を調べる

あと私は日本人なので、自分の体型に合う可能性が高いのは日本のブランドや日本人デザイナーのブランドだと思っており、一応日本のブランドも調べます。

 

条件③自分のファッションの軸から調べる

最後に自分のファッションの方向性を入れます。私の私服はVANのような半世紀以上続くデザインであり、日本の戦後ストリートファッションに影響を与えている60年代のアイビーリーグを日本から見たファッションが好きです。

 

 これらの条件で色々調べていると、半世紀前に使われていた編み機は、大量生産には向かず、今は違う機械が使われている事が分かってきます。

上記からアイビーリーグぽさを考えた時にリバースウィーブよりも、当時の編み方の方が魅力的であり、ループウィラーはブランドがある限りこの定番商品は続くだろうと思い、次の買い替えも見通してループウィラーにしました。

https://www.instagram.com/p/BwWZtrLjr9l/?igshid=1qjkg0l1meea5

 

 

余談ですが、物が多いことは悪だ!と言っておきながら、元祖パーカーのスポルティングも着てみたく、フイナムの記事出た直後からBEAMSに2ヶ月くらい通って復刻版出た翌日に買っちゃいました。。

もう復刻は作って無いと思いますが、これ読んだら欲しくなります。多分僕が今読んだら古着屋で高いの買ってます。

https://www.houyhnhnm.jp/feature/48323/

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グローブポケットがカッコいいです。ダブルフェイスなので、東京で1マイルなら12月でもアウター無しで出かけられます。

MINIMALIGHT財布:ノーマリストの持ち物

こんにちはノーマリストのyogiです。

今回はノーマリストな財布についてです。

 

早速ですが、私の使っっている財布はMINIMALIGHTのPLAY WALLET X-PACです。

 

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http://minimalight.info/2016/05/01/play-wallet-x-pac/

 

自己紹介でさんざん半世紀以上変わらないデザインは良いと言っておきながら、

紹介するアイテムはいきなり新しいアイテムです。。

これにする前はGOYARDのずっと変わらないデザインの長財布を使っていたのですが、半年くらい前に買い替えました。

 

◾️財布の必要性

GOYARDも使いやすくて気に入っているのですが、長財布は必ず鞄か大きいポケットの服が必要で、行動が制限される点、そしてなによりこれからの時代、財布って無くなるのでは?という考えの元、ライフスタイルの見直しと共に財布を替えました。

 

昨今の電子化の流れで、スマホがあればお財布を開かなくて良い場面が増えました。このまま行くと半世紀後には財布は無くなっていると思います。半世紀も待たずに10年先も東京ではほとんど使われなくっているでしょう。これから産まれてくる子供は財布を持ったことが無いなんて事もあるかもしれません。

 

◾️財布に求める条件

その変化の時期に対応するために1番ミニマムな財布を求めてたどり着いたのがミニマライトです。

私が財布に求める条件は下記です。

 

・クレジットカードやPASMOなどの数枚のカードが入る。

・紙幣、小銭、家の鍵が入る。

・運動する時に持てるとなお良い。

 

上記を財布の最小サイズを考えると、クレジットカードのサイズでできるだけ薄いものとなります。

探してみると、同じ考えの人が多いのか色々出てきます。

ただどれも少し足りず、小さいけど小銭入らなかったり、紙幣を毎回折りたたまないとしまえなかったり、出し入れが複雑だったりカードがほぼ入らなかったり、一見小さいけどマチがありすぎて体積が大きかったりと、中々条件を満たす物に出会えませんでした。

 

◾️ミニマライト

その中でようやく出会ったのがミニマライトです。

形状は通常の三つ折り財布です。丈夫なナイロン(?)で作られており、マチは無いので何も入ってないと薄くて、書類と一緒に積み重ねたら無くしそうなくらいです。

これだけ薄いのに成り立つのは、カードの収納がゴムになっているので、枚数に応じて対応できるからです。さらに小銭入れの部分が蛇腹のようになっていて広がるので、小銭が20、30枚くらい入ります

。お釣りを大量にもらっても、入らなくて困ったことは無いです。あとすごく便利なのが財布に紐の輪っかが付いていることです。ここにいつもは鍵をぶら下げています。

 

◾️使ってみての感想

この財布を持っていると、何も無い時は薄っぺらいし、中身が増えれば大きくなるので、「財布とはお金を持ち運ぶ物」だということをすごく実感します。

 

使ってみての欠点は

・紙幣が丸まってしまうので、出す時に申し訳ない。

・マジックテープって消耗品感があるので、長期的に使用するためにボタンが良かった。

です。レザータイプの方はボタンなので、こっちもボタンバージョン欲しいです。

 

あとは欠点ではないですが、この財布人気過ぎてそう簡単には手に入りません。

私は日本中の取扱店に問い合わせて、北関東の店でようやく1個見つけました。

定期的に発売されているのですが、ECでも早い者勝ちの奪い合いなのでなかなか買えません。

欲しい方はSNSをフォローして更新情報をチェックしてみてください。

 

こんな財布がこれからのノーマルになるとわたしは思います。

 

ノーマリストな普遍的部屋を求めて

こんにちはノーマリストのyogiです。

今回は私の部屋のお話です。

 

ナガオカケンメイさんの60VISIONに憧れ、ロングライフデザインな普遍的な生活をしたいと思い、奮闘してきた様子を振り返ってみました。

 

◾️1件目

社会人になり初めての一人暮らし。

早速D&DEPARTMENTで見た通り、カリモク60のソファとテーブル、サイトーウッドのマガジンラックとゴミ箱、写真には無いけどアデリア60のグラス、その他白物家電や食器などは全て無印良品で揃えました。ラグも無印良品

この時はロフトがあり壁沿いにぐるっと本を置いていました。隠れ家のような書斎のようなお気に入りのスペースでした。

この頃はまだ物を減らすという発想はなく、ディスプレイしたりコレクションしたりということに喜びを感じていました。今見ると配線とか色とかごちゃごちゃしてるなー。

 

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◾️2件目

転職を機に引っ越し。

最初にお金をかけて普遍的なアイテムで揃えたので、ほぼそのまま2件目でも使いました。家具って床の色によっても印象変わるなと思いました。

住む家に合わせて安い家具を買ってたとしたら、この床の色の変化には耐えられなかっただろうなと。長年愛される家具というのは色々な住環境で試され、その中で認められてきたんだなと、改めて普遍的なデザインの良さを実感しました。

この家ではD&DEPARTMENTでは売られて無いけど、店に必ずあるスチールラックを購入。色々なスチールラックを見て1番店と近そうな物を買いました。ファイルももちろん店で使われているエセルテ。下段の工業用の小物入れみたいなのもD&DEPARTMENT。店舗でやっているように天板を逆さまにして小物が落ちないようにし、本棚として使っていました。ただのオタクですね。

今回の引っ越しではようやく物を減らしてシンプルに暮らす良さに目覚めます。本は棚に入る分だけ。

 

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◾️3件目

次はなんと畳でした。引っ越し先を探している時、畳の物件を見つけて「そういえば60年代の団地って畳だよな。カリモクって畳に置いたらカッコいいんじゃないかな。」都会に引っ越そうとしていたので、予算的な問題もあり、築40年、ユニットバスで畳の部屋に引っ越しました。

畳に置いたカリモクは味があり最高です。デザインのクセは強そうに見えるのですが、本当に部屋を選ばないです。

 

畳はフローリングとは違い、寝転がっても冷たく無いので、夏は窓を開けて蚊取り線香をたき、畳に寝転がっていました。太陽光さえあれば幸せに暮らせることを知り、一気に物から解放された気分でした。

 

今までの家はフローリングだったので、水拭きで掃除をしていたのですが、畳なのでそうはいかないなと思い、箒とはりみを購入。D&DEPARTMENTに小さい卓上用の箒が売っていて、そのブランドが白木屋傳兵衛だったので、京橋の路面店で自分に合ったサイズのものを購入。事務所みたいで店舗感が無く非常に入りにくいのですが、このお店の店員さんが親切に説明してくださり、試しばきまでさせてくれたので、大満足の買い物ができました。すごくおススメです。

 

また和室に引っ越して改めて良さに気付いたのが無印良品です。サイズ案が和室の寸法にぴったりで、1センチ単位で絶妙にハマる家具に感動しました。

 

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◾️4件目

和室はサイズ感的にも大好きだったのっですが、同棲を機に引っ越し。

私のワガママとこだわりを通させてもらい、リビングには普遍的デザイン一式が置かれています。2人になると自分のこだわりだけを貫くことは難しいですが、徐々に侵食していき、普遍的な家族とインテリアにしていきたいと思います。

 

今までの家の写真で気になっていた人もいたと思いますが、ようやくテレビ台買いました。もちろんカリモク60で。ソファと同じ色の木にしたのですが、いざ届いてみると全然違う色。別に店員さんが間違えたわけではなく、10年間の月日が私のソファの色を変えていたのでした。こうやって自分だけの物になっていくんんだなと嬉しくなりました。早くテレビ台も我が家に馴染んでほしいものです。

 

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メインの家具が一緒なので、全部同じようなもんに見えてしまいましたでしょうか。とりあえずで買い物をするのではなく、こうやって長い年月をかけて、本当に自分が気に入った物だけで自分の回りを整えていくのはすごく気持ちが良いです。

自分だけのノーマルを定義したら、ゆっくりと作り上げてみてはいかがでしょうか。